【iDeCoの年末調整】書き方を完全ガイド!これだけで年間数万円お得に

資産運用のコツ

NISAで未来のための資産づくりを始めた、意識の高いあなた。素晴らしい第一歩です。

では、質問です。
「未来」のためだけでなく、「今年の年末」に戻ってくるお金を、もっと増やす方法があるのを知っていますか?

その魔法の鍵を握るのが、NISAの兄弟ともいえる「iDeCo(イデコ)」と、年に一度の「年末調整」です。

この記事では、「お得らしいけど、よく分からない…」と思われがちなiDeCoの節税の仕組みと、年末調整での具体的な書き方を、誰にでも分かるように徹底解説します。

結論:iDeCoは「給料が少なかったことにしてくれる」制度

iDeCoの最大のメリットは「所得控除」ですが、難しく考える必要はありません。

例えば、あなたの年収が500万円だったとします。もしiDeCoで年間24万円を積み立てると、国はあなたのその年の年収を「476万円だった」として税金を計算してくれるのです。

つまり、本来500万円に対してかかるはずだった税金との差額が、「払いすぎていましたね」ということで、年末調整でまるまるあなたの元に戻ってくる。これがiDeCoの節税の正体です。

【超簡単】年末調整の書き方 3つのステップ

「手続きが面倒くさそう…」と思われがちですが、iDeCoの年末調整は驚くほど簡単です。やることは、たった3つだけ。

ステップ①:「小規模企業共済等掛金払込証明書」を用意する

iDeCoに加入すると、毎年10月〜11月頃に、国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」というハガキが届きます。これが、あなたが税金を取り戻すための「宝の地図」です。なくさずに保管しておきましょう。

ステップ②:保険料控除申告書の「iDeCo」の欄に金額を記入する

年末に会社から配られる「給与所得者の保険料控除申告書」という書類を用意します。

その書類の右下あたりにある「個人型又は企業型年金加入者掛金」という欄(iDeCoの掛金を記入する欄です)に、先ほどのハガキに記載されている「合計金額」をそのまま書き写します。

ステップ③:証明書のハガキを、書類と一緒に会社に提出する

書き終わった保険料控除申告書に、証明書のハガキを添付して、会社の担当部署に提出します。

たったこれだけで、あなたの任務は完了です!あとは12月か1月の給与明細を見て、お金が戻ってきているのを確認するだけです。

で、結局いくら戻ってくるの?年収別シミュレーション

毎月2万円(年間24万円)をiDeCoで積み立てた場合…

年収400万円の場合

年間の節税額は…

約 48,000 円!

年収600万円の場合

年間の節税額は…

約 72,000 円!

※所得税・住民税を合わせた概算です。年収が高いほど、節税効果は大きくなります。

毎年これだけのお金が戻ってくるのですから、やらない手はないですよね。

まとめ:NISAとiDeCoは最強のタッグ。戻ってきたお金で、さらに未来へ投資しよう!

NISAが「未来の利益を非課税にする(攻め)」の制度なら、iDeCoは「今の税金を直接安くする(守り)」の制度です。この2つを組み合わせることで、あなたの資産形成はまさに鉄壁になります。

年末調整で戻ってきた数万円は、いわば国からのボーナスです。このお金をご褒美に使うのも素敵ですが、NISAの追加投資に回せば、30年後には何倍にもなって、未来のあなたをさらに助けてくれるはずです。

iDeCoは60歳まで引き出せないという注意点もありますが、その分、強制的に老後資金を準備できるというメリットでもあります。

iDeCoを始めるなら、運営管理手数料が0円で、低コストな商品が豊富な証券会社を選ぶのが鉄則です。

松井証券なら、その条件をクリアしており、サポートも手厚いので初心者の方でも安心して始められます。

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