【NISAで最初に何を買う?】30代初心者が選ぶべき投資信託おすすめ3選!

投資の始め方

NISA口座の開設、おめでとうございます!
未来への大きな一歩を踏み出しましたね。

でも、いざログインしてみると、「投資信託ってたくさんありすぎて、どれを選べばいいか全然わからない…」と、新たな壁にぶつかっていませんか?

多くの初心者がここでつまずき、せっかく始めた投資を放置してしまいます。

ご安心ください。この記事では、30代のあなたがNISAで最初に買うべき投資信託を、たった3つに厳選してご紹介します。なぜそれを選ぶべきなのか、理由もやさしく解説するので、読み終える頃には迷わず買付ボタンを押せるようになっているはずです。

最初に選ぶべき投資信託はこの3つ!

全世界の成長にまるごと投資できる、以下の「オルカン」「S&P500」のどちらかを選んでおけば、まず間違いありません。

  1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  3. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

※「eMAXIS Slim」と「楽天」は運用会社が違うだけで、投資対象はほぼ同じです。お好きな方を選んで問題ありません。

初心者が失敗しない!投資信託えらびの3つの鉄則

おすすめを紹介する前に、なぜこの3つが選ばれるのか、投資信託えらびで絶対に外してはいけない3つのルールをお伝えします。これさえ知っておけば、将来自分で商品を選ぶ時にも役立ちます。

  1. 全世界か米国全体に分散されていること → 1つの国や企業に集中投資すると、その国が不調になった時に資産が大きく減ってしまいます。全世界や米国全体に投資すれば、リスクを最大限に分散できます。
  2. 手数料(信託報酬)が激安であること → 投資信託は、持っているだけで手数料が毎日引かれ続けます。この手数料は0.1%違うだけでも、30年後には数百万円の差になることも。手数料は安ければ安いほど良いです。
  3. インデックスファンドであること → 市場の平均点(日経平均やS&P500など)を目指すのが「インデックスファンド」。プロが平均点以上を目指すのが「アクティブファンド」です。実は、長期的に見るとインデックスファンドの方が成績が良いことが証明されています。初心者はまずインデックスファンドを選びましょう。

おすすめ① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

「オルカン」の愛称で親しまれ、現在のNISAで最も人気のある投資信託と言っても過言ではありません。「これ1本で世界中の主要な企業約3,000社に分散投資できる」という、究極のほったらかし投資が可能です。

「アメリカもヨーロッパも、日本も新興国も、全部まとめて応援したい!」という、バランス感覚に優れたあなたにおすすめです。

✅ オルカンのメリット

  • これ1本で全世界に分散投資が完了する手軽さ
  • 業界最低水準の圧倒的な手数料の安さ
  • 純資産総額が非常に大きく、安心して長期保有できる

❌ オルカンのデメリット

  • 良くも悪くも「世界平均」を目指すため、爆発的なリターンは期待しにくい

おすすめ② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

「S&P500」とは、AppleやAmazon、Microsoftといったアメリカを代表する優良企業500社の株価を元に計算される指数のことです。

「これからも世界の中心はアメリカだ!」「成長性の高いIT企業に集中投資したい」と考える、少し積極的なあなたにおすすめです。過去のリターンはオルカンを上回っていますが、その分リスクも少し高まります。

✅ S&P500のメリット

  • 世界経済を牽引するアメリカの成長に集中投資できる
  • こちらも業界最低水準の手数料の安さを誇る
  • 過去の長期的なリターンは全世界株式を上回っている

❌ S&P500のデメリット

  • 投資対象が米国に集中するため、アメリカ経済が不調になると大きな影響を受ける

おすすめ③ 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

「楽天オルカン」とも呼ばれ、基本的な中身はeMAXIS Slimのオルカンとほぼ同じです。楽天証券でNISAを始めた方や、楽天ポイントを貯めている方にはこちらも良い選択肢になります。

手数料(信託報酬)もeMAXIS Slimとほぼ同じ水準で極めて低く、安心して選べる一本です。

結論:迷ったら「オルカン」。信じて続けることが一番大事

3つの投資信託を紹介しましたが、究極的に言えば、「全世界株式(オルカン)」か「米国株式(S&P500)」のどちらか好きな方を選び、あとは毎月コツコツと積立を続ける。

これが、30代のNISA初心者が成功するための、たった一つの答えです。

大切なのは、日々の株価の上下に一喜一憂せず、10年後、20年後の未来のために「ほったらかし」で積立を続けること。あなたのその一歩が、未来の自分への最高のプレゼントになります。

まだNISA口座の開設が済んでいない方は、まず口座を作ることから始めましょう!

5つの人気証券会社を比較して、あなたにぴったりの口座を見つけてみてください。

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